6月18日(木)
今日は玄関の上り框用手すりでした。
上り框の前に踏み台がすでに置いてあったので、それに合わせて手すりラインを決めました。
ガラス壁で土間側は支柱立てにしなくてはならなかったので、屋外用手すりにし、パイプはC35ステンレスアイパイプを使用しました。屋外用手すりと言えども、違和感のないシンプルな納まりになったと思います。
今日は玄関の上り框用手すりでした。
上り框の前に踏み台がすでに置いてあったので、それに合わせて手すりラインを決めました。
ガラス壁で土間側は支柱立てにしなくてはならなかったので、屋外用手すりにし、パイプはC35ステンレスアイパイプを使用しました。屋外用手すりと言えども、違和感のないシンプルな納まりになったと思います。
支柱パイプの固定方法について
支柱を固定する方法はアンカー固定したアンカーベースに支柱パイプを固定する方法と、コア穴を開けて支柱パイプを差し込みモルタルで固める方法とがあります。
自分はモルタルで固める埋め込みタイプの施工が多いです。
但し、玄関ポーチなどは中がどうなっているか開けてみないと分からないことがほとんどで、石に当ると1ヵ所の穴開けに1時間かかることもあり、そうなると泣きたくなります。
幸い、この現場はタイルの下は30mmくらいのモルタル層とその下は細かい砂利でスコンスコン簡単に開きホッとしました。
写真で分かるように、玄関ポーチから公道へ下りるにはかなりの段差があります。
しかし、公道に柱を立てる訳にもいかず、かと言ってC35エンドエルボでは、はね出し寸法としては足りない。そこで、C35U曲げアイアルミを使用しました。
はね出し寸法は330mmくらいで、溝の真ん中まで届きました。これだと、公道から手を伸ばすと手すりに届きます。
接続もしっかりしており、手すり端部でもぐらつくことはありませんでした。
今日は玄関内の手すりでした。
お家の中で上り框は一番段差が大きく、手すりでしっかりサポートしたい箇所です。
ご使用者様は一旦、上り框に腰かけて靴を脱いだり履いたりされるとのこと。そこで、この段差部分は縦手すりにしました。
この縦手すりは上り框の段差の真上に取付ました。立ち上がる際には前かがみになりますから、手すりは段差より少し前にあるといいのですが、このご使用者様の場合は片手ではなく両手(左手は縦手すり、右手は横手すり)で体を支える必要があり、あえてこの位置になりました。
また、この上り框の段差を立ったまま上り下りされる場合は、段差部分の手すりは階段手すりのように斜めがいいし、踏み台をプラスしたりします。
手すりプランを考える前には、ご使用者様の普段の動作をまず確認することが大事です。その動作をサポートするのが手すりの役割ですから。