5月28日(木)
今日は玄関内の手すりでした。
お家の中で上り框は一番段差が大きく、手すりでしっかりサポートしたい箇所です。
ご使用者様は一旦、上り框に腰かけて靴を脱いだり履いたりされるとのこと。そこで、この段差部分は縦手すりにしました。
この縦手すりは上り框の段差の真上に取付ました。立ち上がる際には前かがみになりますから、手すりは段差より少し前にあるといいのですが、このご使用者様の場合は片手ではなく両手(左手は縦手すり、右手は横手すり)で体を支える必要があり、あえてこの位置になりました。
また、この上り框の段差を立ったまま上り下りされる場合は、段差部分の手すりは階段手すりのように斜めがいいし、踏み台をプラスしたりします。
手すりプランを考える前には、ご使用者様の普段の動作をまず確認することが大事です。その動作をサポートするのが手すりの役割ですから。