3月24日（金）
残念でした、ＷＢＣ・・・
世界王者奪還に届きませんでしたが、どこか晴れやかな感じがするのは、日本の野球の質の高さを改めて証明できたからなのではないかと思っています。
「野球とベースボールは違う」という言葉を耳にしますが、実際にどこが違うのかはよく判っていませんでした。
先日のＮＨＫの番組で「野球」の名付け親で、且つ日本に野球を根付かせることに貢献した「中馬庚」という人を取り上げていました。
番組の中で「野球は野球道。野球を通して人格を高める」と武士道の精神が込められており、相手を欺くような「隠し玉」などは決してやってはならないプレーであると考えていたそうです。
一方のベースボールでは、「勝つためにはルールに触れなければ何をしても良い。隙がある方が悪い」と考えるとのことでした。
今まさに春のセンバツが行われています。
高校野球は、高校の部活動の一つであるにも関わらず、これだけ注目されるのはベースボールとは違うからなのでしょうね。
北信越代表となった地元富山の高岡商業は残念ながら初戦で敗退しましたが、甲子園常連校を相手に延長戦にもつれる熱戦を繰り広げてくれました。
負けはしたもののどこか晴れやかな気分でした。