■2010年11月29日
私にとっての日曜夜8時は NHKとは全く関係なく、「天才たけしの元気が出るテレビ」「ジャンクスポーツ」などを見ていました。
NHK大河ドラマに全く興味がないわけではないのですが、どうしても1年間という長さに挫折していました。
しかし、今回の龍馬伝 最後まで見ることができました。
特別「坂本龍馬」や「福山雅治」が好きというわけではないのですが、途中でやめられなくなりました。
今の社会といったら話が大きいですが、欠けているもの(理念・志)を一貫して伝え続けたドラマだと思いました。
最終的には暗殺されてしまい 短い生涯を遂げるのですが、「命を使いきったかぇ?」の一言に凝縮されていると思いました。
大小かかわらず何をやるにしても必ず反対意見はあるもの。
敵をたくさん作っても叶えたかった ぶれない志。
携帯やテレビなど無い時代に あれだけの人を巻き込んだ行動力は、現代においては例えようがありません。
龍馬の「人間力」「巻き込み力」に味方も敵も 魅了されたのでしょう。
格差社会と言われて久しいですが、150年前に遡ると ちょっと心の内をあかせば殺されていたんですよね。
現代は意見は自由に言えるようになりましたが、情報操作されてしまうのは変わらないように思います。
現在の日本を龍馬が見たら どう思うのでしょうか。
龍馬には日本が狭すぎて、世界や宇宙を見てしまうかもしれませんね。
そんなことを思いながら最終回を見ていました。