イズミ株式会社

2015/2/25 水曜日

稲盛和夫と福島の子どもたち 人は何のために生きるのか(下村満子著)

Filed under: — webizumi @ 18:37:50

■2015年2月25日

  

 先日のDVD鑑賞前後から 稲盛和夫氏関連本を社長が次々と購入し、回覧してくださっています。 

     

    

 稲盛和夫氏が福島で行った講演会と、そこに参加した郡山ザベリオ学園の小中学生の感想文が半分半分で構成されている本です。

    

     

 稲盛氏の講演内容をそれぞれの感性でうまく吸収し、感想文として表現できることに ただただ驚かされます。

      

      

 稲盛和夫氏の話を直に聞けた経験が道標となって今後の人生にきっと役に立つだろうなと思いました。

   

   

  
  ・ 人生の目的は心を磨くこと

   

  ・ 「運命」という縦糸と「因果の法則」という横糸

    陰しつ録(いんしつろく)という中国の書物の例で、

    「宿命」はあるが 自らの力で「立命」できるという内容

   

  ・ 善いことを思い、善いことを行えば、人生には良い結果が生まれる

         

  ・ 真善美(正しく、善く、美しく)

    

  ・ どんな試練でも神様が与えてくださった試練だと思い、乗り越える

   

  ・ 企業は、そこに集う全社員の幸せのために存在する

  

 

   

 人生きれいごとばかりにはいかないけれど、「善いことを思い、善いことを行えば、人生には良い結果が生まれる」を信じて 心を磨いていきたいと思いました。

  

  

  

2013/2/7 木曜日

MAKERS(クリス・アンダーソン著)

Filed under: — webizumi @ 9:10:28

■2013年2月7日

 

 クリス・アンダーソンでこのタイトル。

 

 手すりメーカーである以上、これは読むしかないと手に取りました。

 

 3Dキャドで図面を書いて、3Dプリンタで印刷すれば何でもできてしまう。

 

 メーカーに注文しないで、金型なしでモノ作りができる時代がすぐそばに。

 

 アイデアから商品に至るまで全てを個人でやってしまう、その間の垣根がますますなくなっていく現実と未来を描いています。

 

 

 

 多様性のフリー:ひとつひとつ違うものを作っても、全部同じものを作るコストは変わらない

 

 複雑さのフリー:手間のかかるものを作っても、単純なものを作ってもコストは変わらない
 

 

 

 前作FREEと何かつながるフレーズにワクワクしながら読み進めました。
 

 

 

 金型作って大量生産方式では、長く売れ続けるものはいいけど、そうでないものは大きなリスクとなる。

 

 やってみなければ分からないのは当たり前だが、現実的にはそこで躊躇してしまう。

 

 そんな中、トライ&エラーをしやすくする救世主が3Dプリンターです。

 
 

 

 今は樹脂などを加工するのが一般的で、なかなか金属加工をするとなるとそれなりの投資が必要ですが、世の中の流れにきちんと対応していかないと、企業は後退していきます。

 
 

 特注品に力を入れて、自前でできるようになれば大企業とのコスト競争にさらされず、共存できる。

 

 

 社内で取り組んでいる色々なプロジェクトが、点ではあるけどつながりがあるように感じました。

 

 
 

 

 商品のアイデアや設計をインターネット上に公開すると、共感する人々のコミュニティができ、その協力の下、設計が短時間で完成したり、改善できたりする。

 

 

 中国人のパクリ問題すらも、中国語のマニュアルができたとプラスに捉え、更に仲間として取り込んでしまうエピソードも面白いと思いました。

 

 

 文中に出てくる、「いちばん優秀な奴らはたいていよそにいる」、、、外から学ばなければ独りよがりのものになってしまう、そう指摘されたような気がしました。

 

 

 

 

 

2012/9/15 土曜日

理系の子 〜高校生科学オリンピックの青春〜(ジュディ・ダットン著)

Filed under: — webizumi @ 13:31:19

■2012年9月15日

 

 ロンドンオリンピック、パラリンピックが終わり、国民的なスポーツ行事が一段落しましたね。

 

 そんな中、並行して別のオリンピック本を読んでいました。

 

 高校生科学オリンピックです。

 

 科学って何?レベルの私ですが、スポーツだけでなく、勉強や研究にももっとスポットが当たるといいと思っている私には避けて通れない本でした。

 

 スポーツは、スピードやパワー、技術、美しさなど色々と視覚的に凄さを感じることができますが、その選手を支える家族やチームメイト、監督・コーチなどとのサイドストーリーも大好物です。

 

 

 科学の世界にもそれがありました。

 

 

 

 

 インテル国際学生科学フェアには1500人を超える高校生が集まり、研究の成果を競い合います。

 

 出場者の5人に1人は特許を出願するというもの凄いレベルの戦いです。

 

 出場者は、

 

  ・ 暖房器具もない家に住む少年
  ・ ハンセン病にかかった少女
  ・ 少年矯正施設にいる少年
  ・ モデルをしている美少女 など

 

 研究内容は、

 

  ・ 核融合炉
  ・ 太陽エネルギー回収装置
  ・ らい病研究
  ・ ホース・セラピー
  ・ 町の水の汚染状態
  ・ 自閉症への教育プログラム など

 

 

 

 生い立ちも様々ですが、研究内容の目の付けどころ!

 

 確実に未来を担う若者達です。

 

 

 

 

 最後に、ゲストが若者たちに伝えたメッセージを。

  

 「1969年にニール・アームストロングが月に降り立ったとき、陰でそれを支えていた技術者の平均年齢は26歳だった。そして、ケネディー大統領が人類を月に送ると発表した1961年にはかれらは18歳だった」

 

 

 

 

 科学ってかっこいい!
 

 そう思わせる一冊でした。

 

 

2012/8/29 水曜日

「病院」がトヨタを超える日(北原茂実著)

Filed under: — webizumi @ 12:02:52

■2012年8月29日

 

 著書は、
  崟い里燭畤佑里燭瓠,茲衫匹ぐ緡鼎鬚茲螳造」
 ◆崙本の医療を、輸出産業に育てる」
 という理念を掲げる北原国際病院(八王子)の理事長です。

 

 院内のユニークな取り組みを紹介してあります。
 

「医療ボランティア」
 ボランティアをしてもらうことで本人やその家族が入院した際の費用を割引する制度。病院にとっては大幅な人員削減となる。

 
「ワンコイン診療」
 簡単な検査をし、ドクター代わりのDVDで指導

 
「薬は(最後に渡すのではなく)診察室で飲んでもらう」
 診断のスピードと精度をあげ、仮に副作用が発生しても対処できる。

 
「看護師が巡回」
 待合室にいる患者さんの様子を見て、具合が悪そうな方を優先診察

 
 他の業界においても参考になるアイデアだと思います。

 

 そして、「これは私の仕事ではない」を許さない という姿勢。

 
 「日本の医療には(戦略をえがける)社長がいない」、「国の制度や従事している人の意識改革」があれば、自動車業界を超える成長産業であると訴えていますが、その制度や意識改革ができる日が来るには「これは私の仕事ではない」と思わない人が一人でも増えることが必要になります。

  
 八王子からの大きな挑戦。

  
 頑張っていただきたいです。

   

 

2012/5/31 木曜日

憂鬱でなければ、仕事じゃない(見城徹 藤田晋著)

Filed under: — webizumi @ 8:53:49

■2012年5月31日

 

 長 〜 〜 〜 い タイトル。

 

 

 学生時代に流行った歌のタイトルに、

 

     愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない

     別れましょう私から消えましょうあなたから

     愛を語るより口づけをかわそう               なんて歌もありました。

 

 

 とても刺激に溢れた勢いを感じる本でした。

 

 

  ・ 小さなことにくよくよしろよ
  

  ・ かけた電話を先に切るな
  

  ・ 憂鬱でなければ、仕事じゃない
 

  ・ 初対面のために礼儀はある
    

  ・ 表面的なことは無意味

 

 

 

 毎日ほんとうに憂鬱です。。。  

 

 

 ということは、作業じゃなくて仕事をしているんだ!!

 

 

 

 

 「 憂鬱でなければ、仕事じゃない 」・・・救われる言葉です。

 

   

2012/5/23 水曜日

デフレの正体 〜経済は「人口の波」で動く〜(藻谷浩介著)

Filed under: — webizumi @ 7:55:41

■2012年5月23日

 

 (あとがきより)
 経済を動かしているのは、景気の波ではなくて「人口の波」、つまり生産年齢人口(現役世代の数)の増減だ。

 

 具体的な例や資料に裏付けされた著者の指摘がどんどん頭に入っていきます。

 

 財政赤字1000兆円、でも個人資産は増えている。国際競争力低下、でも対外資産は増えている。これって不景気?

 

 「若者を安い給料で使うことで、日本の消費者の使えるお金がどんどん減っていき、巡り巡ってあなたの売上も減っていくのです」

 

 「若い女性の就労率が高い県ほど出生率も高い」

 

  

 

 

 ・生産性向上
 ・経済成長
 ・モノづくりの技術革新
 ・出生率上昇
 ・外国人労働者の受け入れ      などでは日本の問題は決して解決しないと説明し、

 

 

 

 ・生産年齢人口減少ペースの緩和
 ・生産年齢人口の所得の維持増加
 ・個人消費の維持増加
 ・内需拡大
 ・女性の社会参加      こそが必要だと説きます。

 

 

 これからは「少子化」や「高齢化」とは別に「生産年齢人口」という切り口でも物事を見てみようと思いました。

 

  

2012/2/18 土曜日

デザインの骨格(山中俊治著)

Filed under: — webizumi @ 13:22:40

■2012年2月18日

 

 ・・・人々が当たり前と思って見過ごしてしまうことに意味を求め、誰もがそう信じていることを確かめずにはいられない。・・・(はじめにより)

 

 

 1ページ1ページ、ユニークな着眼点・アイデアの数々。

 

 

 生物の骨格は、その優美な外観と見事に連携している。全てが一つの細胞から分化して生成されるプロセスを思えば、その関係が不可分なのも当然かもしれない。しかし人工物のそれはどうだろうか。振り返れば、骨格を隠蔽すべく見ばえを恣意的につくってきた行為こそが、デザインだったのではないかという疑念もわく。それでも、デザインの根幹はその製品の骨格にあるのではないかという期待もある。・・・(ブログより)

 

 

 山中俊治さんのブログを再構成した本だそうで、頭を刺激する言葉の巧みさに引き込まれてしまい、熟読しすぎてちっとも読みすすめられませんでした。

 

 

 ブログをゆっくり読んでみようと思います。

 

 

 

2012/1/30 月曜日

それでも僕は「現場」に行く(野口健著)

Filed under: — webizumi @ 19:13:50

■2012年1月30日

 

 アルピニスト野口健さんは、清掃登山・戦没者の遺骨収集・ヒマラヤでの学校作りなどなど本当に色々な活動をされています。

 

 東日本大震災でも寝袋を海外からも集め、現地に持って行ったニュースを目にした人も多いと思います。

 

 売名行為だと非難をする人も多いようですが、そういう話を耳にすると、
ヒマラヤ登山・チベットでの活動などそれこそ命を張ってまでの売名行為って何?そこまでして名を売りたい人なんている?と反論したくなります。

 

 プロローグに書いてある「知ることは背負うこと」「登山から学んだ死生観」が野口さんの原点のようで、

 

 「国のために命を散らせた人を冷遇する国家に対して、人は信頼感を持てるだろうか?」

 

 「環境問題は自然が相手ではなく、人間社会が相手。」

 

などの熱いメッセージが随所に出てきます。

 

 

 思いがまっすぐで、とにかく熱くならずにいられない性格とのことで、ちょっとそこまではと躊躇してしまう考えも正直ありましたが、思う、考えるだけではなく「行動、行動、行動」のエピソード満載で、とても応援したくなりました。

 

 

 

 

2011/11/5 土曜日

20歳のときに知っておきたかったこと(ティナ・シーリグ著)

Filed under: — webizumi @ 15:01:05

■2011年11月5日

 

 著者はスタンフォード大学で企業家育成をしており、NHKの白熱教室ジャパンでも話題になった方です。

 

 テレビでは色々な課題設定をし、その課題をグループで考え、他のグループの意見を聞いてまた考え、思考を繰り返すスタイルで展開されていました。

 

 途中途中で「他の見方はない?」「他に似たような例はない?」といった質問を投げかけるのですが、その質問から生徒達に新たなアイデアがどんどん湧き出てくるやりとりに感心しっぱなしでした。

 

 著者は課題設定において、あえて自分でも答えを持っていないものを出すことで、生徒と一緒に楽しんで考えているとのことでした。

 

 また、アイデアを出すための環境作りとして、授業の度に机や椅子の配置を変えるなど、細かい配慮もありました。

 

 日本でも一時期話題になったフリーアドレスにも通じるものがありそうです。

 

 

 

 不確実なものをどういう視点で捉えるか。
 

 

 出会いをどう活かすか。
 

 

 仕事に実践できそうな内容満載です。

 

 こんなことを知っている20歳がいたら、恐ろしい。

 

 タイトルだけでも刺激的です。

 

 例えば 「 5ドルを2時間でできる限り増やしてみましょう 」

 

 こんな課題が出たらどう答えますか?

 

 この本を読めば、きっと思いもつかないアイデアが。

 

 ヒントは第1章のタイトルです。

 

 
第1章  スタンフォードの学生売りますー自分の殻を破ろう
第2章  常識破りのサーカスーみんなの悩みをチャンスに変えろ
第3章  ビキニを着るか、さもなくば死かールールは破られるためにある
第4章  財布を取り出してくださいー機が熟すことなどない
第5章  シリコンバレーの強さの秘密ー早く、何度も失敗せよ
第6章  絶対いやだ!工学なんて女がするもんだー無用なキャリア・アドバイス
第7章  レモネードがヘリコプターに化けるー幸運は自分で呼び込むもの
第8章  矢の周りに的を描くー自己流から脱け出そう
第9章  これ、試験に出ますか?-及第点ではなく最高を目指せ
第10章 実験的な作品ー新しい目で世界を見つめてみよう
 

 

2011/10/6 木曜日

検索は、するな。(安田佳生著)

Filed under: — webizumi @ 18:11:09

■2011年10月6日

 

 タイトルにドキッとして読んだ本です。

 

 なぜなら毎日検索ばっかりしているからです。

 

 知りたい情報が簡単に取り出せる検索は便利すぎて、いつからか自分の頭でじっくり考えることが激減しました。

 

 自分の頭で考えようと、検索の手を止めても現状把握やメリット・デメリットを早く知りたいがために、ついつい検索に手が伸びてしまうという悪循環。

 

 検索を始めた頃の「そこで得た情報が本当に正しいのか?」という疑問もいつからか忘れてしまいました。

 

 そんな状況にカツを入れるような、そんなタイトルでした。

 

 

 ハッとした文章を列記すると、

 

  ・仕事で求められるのは、時間さえあれば誰でも解ける二問目から十問目までを解くことではない。他の人が解けない一問目を解くことにこそ価値がある。

 

 ・人の頭を当てにして仕事をしている限り、自分の頭は働かない。そして、人の頭を頼って仕事をするのなら、そこにあなたがいる意味はない。

 

 ・自分の仕事についてきちんと考えてきた人は、他の人の仕事を見たとき、そこに至るまでのプロセスが見えてくる。

 

 どれも納得の内容です。

 

 ただ、著者はワイキューブ(人材コンサルタント会社)を設立したのですが、今年3月に民事再生法の適用を申請していました。

 

 こんな本を書ける社長さんでも、事業がうまくいかないものなんですね。

 

 

 

 さて今朝、スティーブ・ジョブズ氏がお亡くなりになったとのニュースがありました。
 

 iPAD、iPhone、iMacなどあまりにも大きな影響を世界に与えた名経営者です。
 

 スティーブ・ジョブズ氏も数々の名言を残されていますが、このようなものがあります。

 

  ・方向を間違えたり、やりすぎたりしないようにするには、まず「本当は重要でも何でもない」1000のことに「ノー」と言う必要がある。

 

  ・製品をデザインするのはとても難しい。多くの場合、人は形にして見せて貰うまで自分は何が欲しいのかわからないものだ。

 

  ・消費者に、何が欲しいかを聞いてそれを与えるだけではいけない。完成する頃には彼らは新しいものを欲しがるだろう。

 

 

 どの言葉も深いです。 2つ目、3つ目の言葉は社長からも聞こえてきそうな名言です。

 
 世の中を驚かせてきたスティーブ・ジョブズ氏。
 

 今後も色々な人の記憶の中で生きていく方だと思います。

 

 

 

 ご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

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