■2012年1月7日
昨日、中小企業のカリスマ 小山 昇 氏(株式会社武蔵野代表取締役社長)が富山に来るということで、仕事始めではありますがセミナーに参加させていただきました。
タイトルは「強い会社にするための儲かる仕組みづくり」。
小山社長のことは日経アソシエのホッピーミーナさんの記事で知って以来、著書も何冊か拝読し、また尊敬する先輩からも勧められたりしたおかげでいつも気になっている方の一人でした。
さて、その内容はと言いますと、
・社員に求めることは価値観の共有。
・利益は 顧客増、社員教育、ITインフラの順番に使う。
・やらないのが悪。やって失敗、一歩前進。
・でき「る」はやっていないと同じこと。レベルは低くてもでき「た」が大事。
といった普段から社長が言っていることと強く重なる発言があったかと思うと、
・社員教育は形だけ、心の教育はしない。
・社員は金でつる。
・会社のPCや携帯はどんどん私用で使わせる、すると仕事で使えるようになる。
・IT化は不純な気持ちで。
・IT化は一番できの悪い人を先生に、総務は一番気の利かない人に。
など かなりブラックな発言で会場を沸かせていました。
「社員教育は形だけ、心の教育はしない。」の例として、来客には全員仕事を止めて 起立・礼・挨拶 を実践させているとのこと。
この時、あくまでも形だけ、心は込めない。
でも来客は気持ちがいいと喜ぶ。
心は後からついてくる。。。。。
どんなに心を込めても横柄に見える態度(起立しない・礼をしない・口だけの挨拶)では、来客は喜ばない。。。。。
セミナー後の質問コーナーで、予約待ちの武蔵野研修に何とか来月もぐりこませてほしいとお願いしていた方がいらっしゃいました。
約200人の人が聞いていたセミナー。
即行動に移した人は、その方1人でした。
こういう人がきっと会社を、世の中を変えていける人なんだろうと思いました。
思っているだけ、勉強しているだけでは、やっていないのと同じ!
思ったらやれ、会社を変えるために勉強しろ! と、小山社長からお叱りの声が聞こえてきそうです。
新年からとっても大きなお年玉をいただいたような気分です。