幻のNHKのど自慢
■2010年5月17日
GWに実家へ帰省した時、「今度の15日、NHKのど自慢の予選会に出るもんね。」とハニカミながら父親が言った。
父親がなんと書類選考に残ったのだ。
富山へ戻る前夜、父親の歌を久しぶりに聴いた。
親バカならぬ、子バカ??
めちゃくちゃうまかった。歌詞の内容が素晴らしく、聴いているだけで涙が出そうになった。ひょっとするとこれなら行けるのでは・・・
そして一昨日、NHKのど自慢予選会があった。
最終的には本選への出場は叶わなかった。
親戚のおばちゃん達もはりきって横断幕を用意していたと聞いた。
父親は家族・親戚・友人・お客さんなど多くの人に支えられて生きている。
この感謝の気持ちを歌で伝えたいという思いで選曲したのが、小金沢昇司の「ありがとう・・・感謝」。
色々な人への「ありがとう」を歌いきった。
歌い終わった父から電話がかかってきた。
私 :「どうだった?」
父親:「たいぎゃー晴れ晴れした気持ちたい!」
※とっても晴れ晴れとした気持です
本選出場には1歩届かなかったが、そういう気持でいられることがとても大事なことだと思った。
私は実家を離れて、富山で生活をしている。
息子である私も、父親を支えてくれているみなさんへ「ありがとう」を言いたい。
また父親に歌ってもらおう。
正月に帰省する際の楽しみが一つ増えた。