携帯電話は安全なのか?
■2010年9月10日
1人に1台、いやそれ以上?
携帯電話は生活の一部になっていますが、その安全性を研究している研究会があります。
インターフォン研究という「携帯電話の高周波放射による頭頚部の腫瘍やがんの発生リスクについての研究」が「過去6ヶ月以上で平均して週1回以上携帯電話を使用している人」を対象に10ヶ国以上が参加して行われたそうです。
その結果、髄膜腫や神経膠種のリスクが各国で1.5倍から4倍近くにもなったそうです。
携帯電話との直接の関係性を決定づけることはできず、また調査対象年齢に10代が入っていないようで 更なる調査が必要なようです。
一昔前は存在しなかったものが、現在にどう影響しているかを考えるというのは途方もない研究ですね。
それが国際的な研究ともなると、条件設定だけでも膨大な時間、期間が必要です。
誰かがやらなければ、という研究者魂が何かの結論を導けるのか、注目していきたいと思いました。