イズミ株式会社

2010/9/18 土曜日

NASAより宇宙に近い町工場(植松努著)

Filed under: — webizumi @ 8:32:58

■2010年9月18日

 

 「NASA」と「町工場」という 結びつかなそうな単語。

 

 しかし、この本を読めば そんな?もどんどん理解できてしまいます。

 

 目的は「どうせ無理」という言葉をこの世からなくすこと。

 

 多くの人が「どうせ無理だ」とあきらめてしまう夢を「そんなことないよ!」「だったら、こうしてみたら!」と言って実現できればあきらめない人が一人でも増えるのでは? という考えのもと、全額自腹でロケットの開発をしている著者。

 

 ● お金 < 経験・知恵・人脈

 

 ● 安い、早いだけを求める社会は労働力の安い国に負けるのは当然

 

 ●興味を持たない人、自分で考えない人、やる前にあきらめる人が多くなると そういう会社になっていく。

 

 ●最新の装備だけ見ると自分ではできないような気になるが、歴史の最初を知ると何でもできそうな気がする。自動車や飛行機だって最初は手作りだった。

 

 ●全体に壊れない製品作り

 

 ●値切る人、納期を待てない人には売らずに 稼働率を下げる

 

 ●なるべく売らない、作らない

 

 ●暇を作って学ぶ時間にする

 

 など著者ならではの発想でどんどん ロケット開発を現実のものにしていきます。

 

 更に、学校建設を始め、ものづくり人材育成のテーマパークにするという夢も動き出しているそうです。

 

 「ものづくり」のすばらしさを とても分かりやすく伝えてくれる本でした。

 

 

 

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