イズミ株式会社

2011/5/18 水曜日

震災ボランティア 〜その1〜

Filed under: 出張記(N村さん) — webizumi @ 9:04:26

■2011年5月18日

 

 

 N村さんの違った一面が垣間見える 震災ボランティアの記録です。

 

 

 

 

 

 宮城県石巻市に3名で震災ボランティアに行ってきました。

 

 

 会社から有給休暇をもらい3泊4日のスケジュールです。

 

 

 初日は移動のみで、富山から北陸道・磐越道・東北道を通り、600キロの道程を交代で運転し約7時間かかりました。

 

 

 翌日、石巻専修大学内にある「石巻市災害ボランティアセンター」に行きました。まず目についたのが、ボランティアの方々の寝泊り用として大学の運動場に張られているたくさんのテントでした。

 

 

震災ボランティア 東日本大震災 

 

 まず、受付で登録用紙に必要事項を記入しボランティアとして登録をします。人数がある程度集まれば、被災者から寄せられるニーズと順次マッチングさせていく仕組みのようで、たまたま自分達と同じ時間に集まってきた他のボランティアの方々と10名程度のチームを作って、被災地に向かいました。

 

 

 最初にお伺いしたお宅での作業は、ヘドロ出しでした。ご主人がフローリングの板をバールで引きはがした後に、床下に10cmほど堆積しているヘドロをスコップですくい出し土嚢袋に詰め、近くの集積場まで一輪車で運びます。風の通らない場所での作業でしたから、汗ダクダクでした。

 

 

 しかし、大変な状況にも関わらず、お家の方が自分達ボランティアの奉仕に大変感謝してくださり、また明るい振る舞いで、こちらが反対に元気づけられました。

 

 

 午後からは、床上浸水して家の中が無茶苦茶になったお宅の家財道具出しでした。家は修復できずにそのまま取り壊されるとのこと。「搬出する物の中に写真があったら取り分けて欲しい」とのこと。その気持ちは痛いほど理解できましたので、写真やこどもさんが描いたと思われる絵があり、それらは大事に別の箱に入れました。

 

 

 一日慣れない作業で筋肉はパンパン、関節はガクガクになりましたが、「ボランティアをさせていただき、人様の役に立っている」という喜びをいただき本当に感謝でした。
 

 

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