震災ボランティア 〜その2〜
■2011年5月19日
N村さんの 震災ボランティアの記録 その2です。
来週末、震災ボランティア第2陣として4名行くことが決まりました。
またその模様も後日お伝えしようと思います。
天気予報は雨、明け方は所により強く降る、ということで心配しましたが、明るい日の光で目が覚めました。“よかった”雨だとボランティア活動が中止になるのです。
昨日と同じように、「石巻市災害ボランティアセンター」に向かいました。“今日はどういう方々とチームを組むことになるのだろう”
もう1ヶ月間も連続して奉仕している地元のニート、専修大学生の女の子、仕事を休んで長野県から来た40代の自営業者。
奉仕をしながら、また休憩中にボランティア同士いろいろな話をします。“なぜ、ボランティアをしているのか”と聞いてみたかったのですが、口にはしませんでした。皆それぞれ、特別な思いを持ってここに集まっているはずです。
あるアパートの駐車場に堆積したヘドロを土嚢袋に入れ、一輪車で運ぶ作業を時間内にひらすら繰り返しました。土嚢袋の山はどんどん大きくなり、駐車場はどんどんきれいになります。
しかし、被災された方々の背負っているものの大きさは変わりません。被災者生活再建支援法では国からは最大300万円の支援しか受けられませんし、家や車のローンが残っていたとしても減免されることは難しいとのこと。
自分達は車で数時間も走れば、元の安逸な生活に戻ることができます。
ただただ被災地の復興を願うだけでした。