手水(ちょうず)
■2011年12月12日
昨年に続き、忘年会の余興で落語を楽しむ機会がありました。
今回のお題は 手水(ちょうず)。
大阪では朝起きて洗顔することを「手水を使う」と言ったそうです。
ある大阪のお客さんが、「手水」の文化のない宿で顔を洗おうと思って、「手水をまわしてくれ」という所から話は始まります。
「ちょうず」という意味不明な言葉をめぐって、女中さんや旦那さん、板前さん、和尚さんなど色々な登場人物が頭を悩ませるのですが、和尚さんのしったかぶりから、長い頭のいちべえさんまで登場し、とんでもない展開に。
その後も旦那さんと板前さんで大阪へいって実際に確かめようということになるのですが、、、
「聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥」「思い込みの危うさ」 色んな事を思いながら聞いていました。
前回の河豚鍋同様、とても臨場感のある見事なジェスチャー、話術、擬音にみんな美味しい料理も手を付けずに聞き入っていました。
異動さえなければ来年もまた来ていただけるようなので、また来年の楽しみにしたいと思います。