前田智徳
■2013年10月4日
落合や長嶋からは「天才」と称され、入団当時は走攻守3拍子揃った選手でしたが、アキレス腱断裂や肉離れなどの度重なる怪我に泣かされ、不本意な成績に終わる年もたくさんありました。
同郷のスターなので、ひいき目もありますが、とにかくバッティングフォームが美しかった。
熊本工業時代の県大会決勝では敬遠しようとした相手投手に歩み寄り、喧嘩になりそうな所を止められ、その後ホームランを打ったという話を聞いたことがあります。
個人的には、高校生の頃の記憶で、巨人の川相選手のセンター前のあたりに飛び込んで後逸し、ランニングホームランで失点したのですが、その後ホームランで勝った試合がありました。
テレビの前でしばらく感動したのを覚えています。
ザッツ 男らしか〜 です。
前田選手を見るとその時の場面がよみがえってきます。
江藤、金本、新井と主力選手がチームを離れる中、最後まで広島でやり続けたことも前田選手らしいと思います。
大好きな野球選手の一人でした。
お疲れ様でした。