コンビニ業界を見て思うこと
■2009年8月26日
今年の1月にセブンイレブンが富山県に発出店して、半年以上が過ぎました。この間、早くも15店以上ができているようです。
それにしてもセブンイレブンの出店戦略は徹底しています。
サークルK・ローソン・サンクスが1店舗ずつあった普段通っている道路上にセブンイレブンがあっという間に3店舗もできました。時間帯にもよるのでしょうが、どのセブンイレブンにもかなりの人が集まっているように見えます。
また、既存のコンビニに近いこと近いこと。
グリーンの企業カラーから、「イナゴの襲来」と言っている人もいます。
最終的に白紙に戻りましたが、ローソンはam/pmの買収交渉を進めていましたし、また先日もマツキヨとの業務提携というニュースもあり、生き残りをかけて必死です。
10年以上前に全都道府県に出店したローソンに比べ、今だ進出していない県が10県程あるセブンイレブン。徹底したエリア戦略で店舗数・売上はともにセブンイレブンが上。
好き嫌いはあると思いますが、戦略の重要性を思わずにはいられない現象です。
イズミは富山県にのみある会社で、手すりを全国販売しています。
ありがたいことに「お客様からの紹介」や「HPを見て」というきっかけでお客様になっていただいてます。
広告宣伝にお金をかけられないイズミにとってインターネットは本当にありがたいツールです。HPをできるだけ見ていただけるよう日々頭を悩ませています。 HPなくして「信頼され、持続する企業」という企業理念は実行できないと思っています。
(私が気づいていないだけかもしれませんが、)手すり業界では統合や買収という話はピンときません。
しかし、そこに新しい商売のタネがひそんでいるようにも思います。
同業者ばかりを見るのではなく、全く別の業界の取り組みを参考にし、イズミの商品・お客様への対応・物流・システムなどにとり入れたらどうなるだろうと本気で空想してみるのも面白いかもしれません。
売上規模に対してかなりシステム投資をしオリジナルシステムを構築してますので、同業者への転用を進めてみるとかそんな戦略もありかもしれません。
自由な発想で自分だったら・・・の戦略を考えてみようと思います。
エリア戦略:出店エリアを絞りこみ集中出店し、そのエリアでシェアを高めた後に他のエリアへ移るという戦略。圧倒的シェアを取ることで他店の侵入を阻止し、物流効率上もよいと言われています。