イズミ株式会社

2009/12/16 水曜日

セキュリティセミナー

Filed under: その他 — webizumi @ 13:59:19

■2009年12月16日

 

 先日大手OA・情報関連機器メーカー(以降、○○社とします)の無料セミナーに参加してきました。

 

 テーマはセキュリティ。

 

 「キーワードは人」ということで、どんな対策をとっても、どんなシステムを導入しても、最終的には「人のモラル」なんだということを一貫して言ってました。

 

 事件・事故を起こしてしまった人は、おそらく「悪気はなかったのに・・」という人がほとんどなのではないかと思います。

 

 しかし、どんな不注意からどれだけの影響が出るのかを知っていないと不幸な事故を避けることができません。

 

 できるだけルールで縛りたくありませんが、お客様の情報を守るため・会社を守るためにある程度のルール作りと繰り返し啓蒙していくことが重要だと感じました。

 

 ○○社は今の所、直接のお取引は一切ないのですが、時々セミナーや商品の情報提供にいらっしゃいます。

 

 取引成立後、パタッといらっしゃらなくなる会社が多い中、とても有難いことだと思います。

 

 他にも取引がないのに情報提供にいらっしゃる会社が数社あります。

 

 何か機会があればぜひ一緒に仕事したいですし、また他のお客様にもご紹介したいと思います。

 

 メールや電話、FAXなど便利なものがたくさんありますが、「直接会って話をすること」の価値が上がっていると感じます。

 

 予算の制限もありますが、できるだけお客様にお会いできる機会を増やしていくことが来年のイズミのテーマでもあります。

 

 以下、簡単なセミナーのメモです。

 

 ・「商品」で選ぶ時代から、「商品の向こう側にある企業」で選ぶ時代になってきている。○○社ののクレームを見ても、昔は商品に関するものがほとんどだったが、ここ5、6年は○○社と書いてある車に乗っている人が運転中に携帯電話に出ていた、灰皿を路上へ捨てていたといった社員教育に関わることへのクレームが増えている。1人1人の社員のモラルの高さ、低さが商売にも直結していく時代になっている。

 

・メールの失敗(CC、BCCの使い分け)、鞄を車内に置きっぱなしにして車上荒らしにあう、個人PCを社内に持ち込みウイルス感染、USBで社内データを持ち出し情報流出などなど昨今世間でニュースになっているセキュリティ関連の事故・事件は全て「社員のモラル」によって起こったもの。どんな便利なソフトやシステムを入れても、「社員のモラル」が向上しなければ全て無駄な対策となる。

 

・「社員のモラル」は「やらされている、面倒だ」と思っているうちはどれだけ何の話をしてもあまり意味はない。「やらなければ!」と思って始めて意味があり、抑止効果も出てくる。

 

・社長や管理部門のトップの意識・行動以下にしか社員はなりえないことを理解するべき。話を聞いていると、セキュリティ意識を持ってはいるがパスワードも変えない、重要ファイルを出しっぱなし、裏紙で使用しシュレッダーしないなど行動が伴っていない経営者は意外と多い。

 

・紙はデータに比べて軽く見られがち。しかし、紙も情報は情報。請求書・発注書・図面など全てデータと同じ価値を持つ。裏紙にするなどもってのほか。

 

・技術的対策、運用管理対策、物理的対策など色々あるが、何よりも「啓蒙・教育」による「人的対策」に力を入れるべきである。
 

 

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