値引き65%、70%・・・
■2010年2月4日
稟議書を眺めていると、定価○百万で65%引き、70%引きといった見積書が何枚かあります。
このような見積書を見ると、定価を設定する意味があるのかな?と思います。
イニシャルコストでは利益を抑え、ランニングコストで利益を生みだすビジネスモデルなのでしょうが、とても違和感があります。
値引きしていただけること自体はありがたいことなのですが、率が大きすぎるとその数字に感覚が麻痺しそうになります。それを狙っているのでしょうか?
他社との価格比較もしますから、おおよその市場価格は把握しているつもりですが、インパクトを与えればそれでよし という所なのでしょうか。
最近聞いた話では、見積書を出す際に、価格は自由にして(任せます・・・)。
といったこともあるようで、何という悲惨な状態だと思いました。
こうなってくると価格競争だけになってしまい、機能や品質、その後のフォローなど他の要素が軽んじられる気がして残念な気がします。
価格以外のことも満足できれば文句はないのですが、経験上、値引きが大きいとその他があまり、、、という会社が多いように思います。
昨日もある会社のサポートセンターに問合せした所、オペレーターの方では回答できず、技術の方から折返しかかってきました。
技術者 : 「どうか、しましたか?」
私 : 「ど、どうかしましたか?ってどういうことですか」
耳を疑いました。その後も専門用語の嵐でチンプンカンプン。
最後は価格で決めた会社でした。
先入観かなー。