飲食店でのお冷
■2010年2月9日
「チャングム」という韓国ドラマの再放送を見ています。
その中で、主人公が教育係から「水をもってきなさい」と言われ
水を持ってくる、お湯を持ってくる、葉っぱを浮かべて持ってくるというシーンがあります。
本人なりに工夫をしているのですが、なかなかOKがもらえません。
ここでの正解は相手の体調などを聞いた上で、その相手に適したもの「水」「お湯」「喉が痛ければ少し塩を入れたお湯」といったものを出すということを言っていました。
「お水」といえども相手に出した時点で料理の一つとなるという心得を伝えたいとのことで、
そのやりとりにとても感動しました。
言わないとお冷をもらえないお店、コスト削減からかセルフサービスになっているお店などお冷の出し方、お茶の出し方様々です。
気の効いたお店では食事後に、温かいお茶をお持ちしましょうか?と尋ねてきます。
これはこれで、食事後に気持ち良く帰ることができるサービスだと思い気に入っていますが、
いらっしゃいませの後に、チャングムでやりとりしていたような気配りがあったら凄くないですか?
しかし、そんなのはいいから早く注文聞いてといったモードで店に入る場合もあるし、決まりきったものはいやらしく感じるかもしれません。
お水の出し方だけで、色々考えさせられました。