■2010年11月17日
今日は午後 サンフォルテで開催された人材確保&育成セミナーを受講してきました。
100人以上の参加者で、駐車場は大変なことになってました。

講師は 株式会社 アイバック 竹内 公一氏 と パナソニック株式会社人材開発カンパニー 阿部 信弥氏 のお二人。

2人の講師に共通していたことは、「素直」な人材であれということでした。
素直さは新人のみならず、中堅にも管理職にも、社長にも全ての人に求められる要素であると強く感じました。
今の学生気質などを聞いている時は不安になる部分もありましたが、幸い(新人の)砂原さん・馬場さんともに素直なので、イズミにとって本当にいい人材が入社してくれたのだと思います。
育てるというのはおこがましいですが、2人が更にいい人材になるか否かは2人の努力はもちろんですが、私も含めた先輩社員にも責任があります。
2人にとって手本となる仕事・行動をしなければいけないと思いました。
以下、備忘録としてのメモです。
[当世就活学生気質(株式会社 アイバック 竹内 公一氏)]
・人事担当が求める人材
⇒ 言われたこと+αをやってくれそうな人材。
・採用側と学生のギャップ
⇒ 約13万時間(21年間)で培われた「当たり前」の違い。大きく「時間の使い方」と「人との出会い」の2つに分けられる。時間の使い方は、ゆとり教育で生まれた自由時間をだらだら過ごすことで積み重ねた数千時間。人との出会いは、町内行事や部活動への不参加によるコミュニケーション不足。環境にもよるが200人程度の出会いの差がある。
・今の学生気質
⇒ 現状に大満足はしていないが、あまり不満はない。合わせるのではなく、合うものを探す。やりたい仕事はないが、やりたくない仕事は分かる。勝負せず不戦敗を選び、負けや失敗から学ぶ経験が少ない。○○”が”いいですとは言わず、○○”で”いいですと言う。・・・らしいですが、新人の2人には当てはまっていないような。
・上司が見たいい部下 と 部下から見たいい上司のギャップ
⇒ あれ、これ、それなどで分かってほしい上司と、あれ?これ?それ?で分からない部下。具体的に指示が欲しい部下に1から10まで言わせるなと思う上司。
・いい人材を採用するために
⇒ 欲しい人材を定義する、2120時間×3年間で育てる。専門知識・コミュニケーション・意欲の3つを向上させ、創造できる力を持てる人材が求められている。その3つを身につけ、育てるには「素直さ」が最も重要。
[Panasonicにおける人材育成について(パナソニック株式会社人材開発カンパニー 阿部 信弥氏)]
・経営理念は(語るものではなく、)実践するもの
⇒ 経営理念を自らの経営やマネジメントに活かし、実践することが大事。つまり自分化する。
・長所を見る、活かす、伸ばす
⇒ 明智光秀は織田信長の短所を見て進言した、豊臣秀吉は長所に共鳴した。
・物をつくる前に人をつくる、自己観照
⇒ 毎朝全グループ38万人が朝礼で社歌を歌い、信条・七精神を唱和するなど社員教育を徹底することと、自己観照(自分を外に出して外から自分を見つめ、反省し次に活かす)