変な給食(幕内秀夫著)
■2010年9月6日
ラーメンとドーナツ、焼きそばとイチゴパン みなさんにとって「あり」ですか?「なし」ですか?
これはどこかの給食で実際に出されているメニューです。
時々なら「あり」と思ってしまう私は、この本で言う所のダメ親予備軍かもしれません。
その他にも甘いものばかりのメニュー、炭水化物ばかりのメニューなど現在の給食事情に危機感を持っている著者がたくさんの変な給食を紹介しています。
特別変な給食を集めて紹介しているのでしょうけど、本当に?マジで?と目を疑う程のメニューのオンパレードです。
中でも、「アイス型パン」は笑えました。
パンをアイスに見たてており、アイスのコーンの上にパンが乗っているものです。
アイデアとしては面白いのですが、真面目にカロリーとか食育を考える方からすればそれはもう突っ込みたくなる代表メニューです。
・子供は食べる量を知っているから大人は考えなくていい
・子供のおかずは1ヶ月間同じでも構わない
・地産地消を言う前にとにかくお米を食べよう
・税金で大量の小麦を購入させるというアメリカの農業戦略にのっかっている日本のどこが食育か
・食パンは砂糖と添加物のかたまり などなど
中にはそうなの?と思うこともありつつ、知らなかったこともたくさんあり 考えさせられました。
私の場合、お米率が7割〜8割を占めているのでこの本の言っていることが正しいのなら合格のようですが、子は親を見て育つといいますから、意識してお米を食べさせなければいけないと思いました。
そういえば父親はお米率9割を超えていたな〜。