震災ボランティア 〜その3〜
■2011年6月1日
MOBメンバーの長田さんがついにブログデビューです。震災ボランティアをきっかけに お願いしました。不定期更新があるかもしれません。今回は今日、明日の2回に分けてご紹介します。
被災地ボランティア活動第2段の報告です。
今回は宮城県石巻市へ4名で2泊3日のスケージュールで行ってきました。
初日は深夜車で移動し、お昼前に現地に到着しました。
テレビで映像では見てはいましたが、現地に近づくにつれて目に飛び込んでくる災害の爪痕。
言葉になりませんでした。でもこれが現実なんだとただ心苦しい思いをするだけでした。
今回も石巻市災害ボランティアセンターに行き登録を済ませて「さぁやるぞ」という気持ちで気合を入れました。
しかし、午後からはニーズがあるかどうかわからないと言われ、返事待ち状態になりました。
昼食を取り、再度受付に行くと被災者側と連絡もとれてボランティア活動できることが決まりました。
午後が無駄にならなくて良かったと思いました。
初日は社員4名だけで行くことになりました。
作業内容は、床下のヘドロ出しでした。
道具を借りていざ出発。
お伺いしたお宅に着くと、ご主人が一人で片付けをされていました。
説明を受けて床下のヘドロ出しにとりかかりました
床下に堆積しているヘドロをスコップですくい土嚢袋に詰め込んで家の外に集積する作業でした。
作業もしづらい中、汗をかきながらヘトヘトになるまで作業しました。
ヘドロ出しも終わり、後片付けしながら、ご主人から思い出したくもないであろう中、
顔には決してつらさを表情に見せずに災害当日から今日までのことを自分達に話をしてくれました。
そして帰る際「ありがとう、ありがとう」と何度も何度も自分達に言ってくれました。
感謝される言葉を聞いて作業疲れがなくなるくらい心からボランティア活動をして良かったと感じたのと感謝することの大切さを学びました。
明日も自分達がやれる精一杯のことをやろうと心に誓い初日を終えました。