イズミ株式会社

2010/2/13 土曜日

統計でウソをつく法(ダレル・ハフ著)

Filed under: — webizumi @ 9:17:16

■2010年2月13日

 

 先月、「ご注文のリピート率」を調べて以来、統計の数字に疑問が湧くようになりました。

 

 今更ですが・・・

 

 そこで、図書館で検索したらピッタリな本がありました。

 

 借りてビックリの汚れ方。黄ばみを通りこして茶色になっていました。それもそのはず、なんと40年以上前に出版された本でした。

 

 「平均」でだます法 の章では、

算術平均・中央値・最頻値といった3種類の見方で結果が大きく変わってくるといったことを

 

 びっくりグラフ の章では、

縦横の比率操作によって見え方が大きく変わってくることを

 

 絵グラフの効用 の章では、

2倍のものを8倍に見せる例などを 分かりやすく説明してありました。

 

 最終章では統計を見る時の注意点に触れており、以下のようにまとめられてありました。

 

1.誰がそういっているのか?(統計の出所に注意)
2.どういう方法でわかったのか?(調査方法に注意)
3.足りないデータはないか?(隠されている資料に注意)
4.いってることが違ってやしないか?(問題のすりかえに注意)
5.意味があるかしら?(どこかおかしくないか?)

 

 

 分析資料においてウソはつきたくありませんが、騙されないようにはしたいものです。

 

 

コメント (0)

この記事にはまだコメントがついていません。

コメント RSS

現在コメントフォームは利用できません。