セキュリティセミナー
■2010年3月8日
先週土曜日に富山県ＩＴセンター主催の情報フェアに参加してきました。
テーマは「インターネット社会の落とし穴」ということで、富山県警サイバー犯罪対策室の方が講演されました。
自己紹介する前にセミナー受講者を見渡しておられましたが、とても目力のある方で、「富山県警・・・」と自己紹介された時に、「おーっ、警察の人だ」とちょっとびびりました。
警察と言えば、以前このブログでつぶやいた「警察学校へのお願い」について聞いてみたい衝動にかられましたが、ぐっと我慢し、真面目にセミナー参加してきました。
以下、簡単なセミナーのメモです。
・サイバー犯罪とは、詐欺、インターネットオークション、ウイルス、不正アクセス、誹謗中傷、迷惑メールなどを指し、それらの窓口として「サイバー犯罪対策室」があるとのこと。
２００９年は全国で約６０００件の被害（うち富山県で３０件）、約８００００件の相談（うち富山県で５００件）が発生している。
・ネットオークションの詐欺が増加傾向。申請ベースで詐欺の３割を占める。実体はもっと多いかもしれない。
・ワンクリック請求も増加傾向。無料アダルト映像、無料音楽ダウンロードといった魅力的なタイトルで誘惑し、クリックすると請求をしてくる。パソコンをのっとり、ＰＣ操作の邪魔をしてくるものも出ている。 こ、心当たりが・・・
・特に注意したいのがフィッシング。金融機関やクレジットカード会社を装い、偽のメールでパスワード更新手続きを促し、そのメール内にある偽のホームページへＩＤ／ＰＷを入力させ、ＩＤ／ＰＷを盗みだすというもの。
偽のメールや偽のホームページはそれぞれ本物と見分けがつかないくらい良くできているので、ひっかかってしまう人が後を絶たないとのこと。
対策としては、
�｜里蕕覆ぅ▲疋譽后平諭砲�らのメールは開かないこと
※添付ファイルも絶対に開かないこと
�▲瓠璽襪筍廝釘他紊念属廚烹稗帖殖丕廚鯑�力しないこと
��メール本文のＵＲＬも安易にクリックしないこと
�ざ睛撒ヾ悗筌�レジットカード会社からの連絡であれば、ＴＥＬで問い合わせをすること
�ィ稗帖殖丕彜慙△里發里鷲�ず印刷し、残しておくこと
サイバー犯罪はどんどん分かりにくく、悪質になってきているようなので、被害者にならないよう定期的に情報収集することが大切ですね。