■2011年1月6日
<3日目>
朝8時過ぎに民宿を出発し、屋久島を1周ドライブすることにしました。
まずは遅めの初日の出。

ありがたや、ありがたや。
トローキの滝。
落差6メートルと規模はそれほどでもないのですが、直接海へ流れる滝としては珍しいらしいそうです。
続いて、大川(おおこ)の滝。
屋久島最大級のド迫力。
西部林道へ。
ガイドブックには猿や鹿に100%出会える!と書いてありました。

林道入口で、いきなり屋久猿に出会いました。
そして 2、3度くねくね曲がっていると、出ました屋久鹿。

林道開始から数分の間に、100%を達成してしまい感激!
ガイドブックには書いていなかった人影も。(プライバシーのため写真なし)
なんと、徒歩で林道を抜けるつもりのご様子。
民宿のおばちゃんも言っていたのですが、1周130キロもある屋久島を歩いて1周する地元民や観光客が結構いらっしゃるとのこと。

お昼には黒豚かつ丼を食べ、スーパー銭湯へ。
靴を脱ごうとしたら「観光の方?」と聞かれ、「はい」と答えると、「じゃー1500円」との返し。
地元民は800円とのこと。ちょっとびっくり。
どこかの国でもみたような、ややクオリティーの劣るドラえもんを発見。

そんなこんなで3日目終了。
<4日目>
帰り支度をしていると、おばちゃんがやってきました。
ああ、宿代をお支払せねばと思っていたら、な・な・なんと。
素泊まりの我々を不憫に思ったのか、豪華朝食のサプライズ!


地元でもなかなか手に入らないという夜光貝の置物や飛び魚のすり身など豪華お土産までいただきました。

予定外の宿泊になった「かつまる」さんでしたが、おばちゃんの数々の心遣いに感謝・感動しっぱなしでした。
あの時飛行機が欠航しなければ決して見ることのできなかった景色、出会うことのなかったおばちゃん。
「予定通りにいかないのも なかなかいいもんだよ。」
「一度立ち止まってゆっくり見てごらん。」
と神様に言われているような、そんな気持ちになりました。
色々ありましたが3泊4日の一生忘れられない旅になりました。
熊本に到着すると、父親が「やっぱ、熊本が一番よかね。」と一言。
この一言を言わせるために、またどこか連れて行きたいと思います。