ゴールデンスランバー(伊坂幸太郎著)
■2009年4月 8日
2008年本屋大賞を受賞したこの作品が、
来年 堺雅人さん、竹内結子さん主演で映画化されることになりました。
私も4年前からはまっている伊坂幸太郎さん。
2004年からはじまった本屋大賞で毎年ノミネートされている超人気小説家です。
気になる魅力的な登場人物・伏線のはり方・前後する時間設定など、
一度はまったら抜けられなくなってしまうイチ押しの小説家です。
伏線のはり方は伊坂小説の中でも特に凄いことになってます。
伊坂さんの他の小説で登場した人物が色々な絡みを見せるのも伊坂小説の醍醐味。
「ゴールデンスランバー」は一言で表せば 首相暗殺犯の濡れ衣を着せられた主人公の逃亡劇。
世の中の理不尽さ、マスコミの怖さ、権力との戦いなどなど色々なテーマの中にも
信頼関係・きずな が大事なんだ!といったメッセージが感じ取れる小説です。
「陽気なギャング」シリーズや、「死神の精度」、「アヒルと鴨のコインロッカー」などなど
次々に映画化されていますが、最近読んだ「モダンタイムス」もぜひ映画化してほしいです。
「陽気なギャング」シリーズ、「重力ピエロ」、そして今回の「ゴールデンスランバー」が
個人的にはオススメです!
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