ジェネラル・ルージュの凱旋
■2009年4月10日
「おくりびと」に続き、またまた映画を見てきました。
匿名の内部告発文書からはじまり、医療問題や収賄事件など
救命救急センターを舞台にした推理サスペンス。
「チーム・バチスタの栄光」で有名になった海堂 尊さんの作品です。
最近ではフジテレビの「とくダネ!」の月曜コメンテーターになったようです。
本のタイトルにもなっているジェネラル・ルージュこと速水医師を演じた
堺 雅人さんの演技は迫力がありました。
企業における経営者層と現場の対立は「踊る大捜査線」を見て感じた興奮に近いものがありました。
経営の論理が何事にも優先されてしまうと医療の発展はないとか、
上に立つものは時にわがままでなくてはならない といったメッセージが心に響きました。
速水医師の判断の早さ、責任感の強さにかっこよさを感じ、また采配も凄いんですが、
周りのスタッフも指示待ちではなく、自分の考えで行動する点などは、
あーなんて理想的な組織だーなんて思いながら見てました。
本編の謎解きや、タイトルの謎解きも面白かったですよ。
本は読んでいないので、また時間を見つけて読んでみようと思います。
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