追跡アプリのニュース
■2011年9月8日
今朝のニュースで 「 彼氏追跡アプリ カレログ 」 というスマートフォン用アプリがとりあげられていました。
特定の人の現在の位置や通話記録などが分かってしまうというものだそうです。
それってストーカーじゃない?そんなこと許されるの?と思って見ていたら、やはりストーカー行為に悪用される危険性を指摘されているとのこと。
PCの管理ソフトでどのユーザーがどのソフトを何時から何時まで使用していたといったことを記録できるソフトは随分前から存在し、世間に認知されているように思いますが、個人単位でやられると嫌なもんですよね。
追跡される側がアプリのインストールに同意することが前提になっているものの、こそっとやられたら、、、こわーい。
こそっと彼や彼女のメールや通話記録を見るというのは割とよく聞く話です。
「ちょっと小腹が空いてコンビニに立ち寄った」「週末にしか飲まないビールを平日時々買って飲んでいた」なんてくらいのことは追跡されても構いませんが、追跡されたらまずいんだろうなと思う人は結構周りにいます。
私は今の所は大丈夫です、だと思います。
話は変わって、amazonの「よく一緒に購入されている商品」「この商品を見た後に買っているのは?」という仕組みは凄い仕組みだと思って感心しますが、Google Earthを見た時は「あーGoogleが本気出せば、誰がどこで何をやっているかなんて簡単に把握できるんだろうなぁ」と思ったものです。
そのうち生まれた時に何か印をつけられて、その人をずーっと追いかけるなんてことも可能になったりするんでしょうか。
親が子供の安全を考えてこの仕組みを使うなど、使い方によっては許されるものもあるように思いますが、今回は「ストーカー」というインパクトの強いマイナスイメージの言葉で紹介されてしまったので、この先どうなっていくのか行方が気になります。
原発と比較してはいけませんが、技術の進歩には必ず人権問題、特に安全性の確保がセットで出てくるということを考えさせられるニュースでした。